仕事が辛い時の対処法~辛さを分解して解決~

スキルアップ

しんどいな~と思いながら日々働いていませんか?

辛さを引きずりながらお金のためだけに働いていると行きづまってしまいます。

そんな時は辛さの要素分解をして対処をしていきましょう!今回は仕事が辛い時の対処法についてです。

本記事の内容
  • 仕事が辛い時の対処法
  • 仕事が辛い原因別の対処法
  • 気持ちよく働くための方法

仕事が辛い時の対処法

仕事が辛いのはあなたのせいじゃない

毎日の仕事、どんなモチベーションで働いていますか?

楽しくてしょうがない!やりがいもあるし不満はない!そんなあなたは幸せ者です笑

しかし大半の方が仕事に対してなんらかの不満やストレスを抱えているのではないでしょうか。

転職活動を支援するエン・ジャパンのアンケート調査によると【仕事にストレスを感じる人の割合】は以下のような結果となっています。

エン・ジャパン『エン転職』1万人アンケート(2021年5月)より

なんらかのストレスを感じている人は全体の81%にまでのぼります。これはあなただけではなく、みんな仕事に対して何かしらのストレスを感じている、ある意味当たり前の状態ということですね。

人はある程度の負荷がかかった状態でこそ成長します。適度なストレスが必要になるわけですが、いらないストレスを抱えたまま仕事をしている状態がやがて”辛い”につながってしまいます。

人は原因がわからないものに対して強いストレスを覚えます。また原因がわからないものに対しては対処のしようもありません。

そこで仕事が辛いと感じた時は、まずその要素を分解し、原因を理解するところから始めると良いと思います。

仕事が辛い時にやるべきことは要素分解

仕事が辛い時に、ただ耐え忍ぶだけでは状況は好転しません。

忙しい時ほど体も疲れていますし、思考停止に陥りがちです。そうするとますます仕事のパフォーマンスは落ち、悪循環に陥ってしまいます。

仕事が辛い状況を放置すると最悪”うつ”を発症することにもつながります。以下のような症状が出たらそれはすでに危険信号です。

  • 夜寝れない
  • 朝起きれない
  • 疲れが何日もとれない
  • 無性にイライラする
  • すぐ落ち込んでしまう

出来ればこのような症状が現れる前に、状況を改善させられるようになればベストです。

具体的には以下の2STEPで辛さの要素分解を行うことが出来ます。

STEP1ではまず白地の紙にひたすら今感じている不満を書き出しましょう。

ここは感覚論ではありますが、パワポやWordに打ち込んでいくより紙に書き込むほうがより深層の部分が出てくる感じがします。

いざ構えるとうんうん唸ってしまうので、10分なり時間を決めて思いついたものからひたすら殴り書きするくらいのイメージで丁度良いです。

STEP1が終わった時点で、自分でも気づいていなかった不満が眠っていたことに気づくと思います。これだけでも意外とすっきりしますよ笑

そしてSTEP2ではSTEP1であげた不満要素をコントロール可能なものとそうでないものに分けましょう。

例えば以下のようなイメージです。

コントロール可能:
・上司・部下とうまくいっていない
・残業時間が長い
コントロール不可能:
・明らかにパワハラされている
・コロナで顔を合わせる機会が少ない

天変地異やパワハラのように明らかにルール違反のようなものはコントロール不可としてばっさり切り分けましょう。

パワハラ等に対してはまじめに向き合うだけ時間の無駄です。休職なり転職するなりしてさっさと環境を変えましょう。

そしてコロナ等のどうしようもないことは思い悩むだけ無駄です。無視しましょう。

こうしてSTEP2で不安要素の切り分けを行うと、意外と今の仕事が辛い原因はコントロール可能なものが大半であるとわかると思います。

仕事が辛い主な原因と対処法

仕事が辛い要素を分解したら、それぞれの原因別の対処法を試していきましょう。

ここでは仕事が辛いと感じる主な原因と対処法例を記載しています。

人間関係(外部)

お客様や外部取引先との関係性が原因のパターンです。

原則相手を変えることはできません。あなたはあなたが苦手な相手のことをどれだけ知っていますか?

意外ともっと踏み込んでいくことで、相手の反応も変わるかもしれません。

それでもどうしても合わない人はいます。その場合はその相手となるべく関わらずに済むように工夫をしましょう。

必要な時以外はメール等で連絡を済ます、上司も巻き込んで相手とコミュニケーションをするなどツールや周りに頼りましょう。

人間関係(上司)

上司との関係性が原因のパターンです。

原則上司はあなたにあわせて接してくれることはありません

職制がある以上、上司に合わせるべきはあなたであるということをまず理解しましょう。

そして自分が苦手や嫌いと思っていると相手に必ず伝わり距離が縮まることはありません。

あなたからコミュニケーション回数を増やしに行きましょう

大丈夫です、個人的な話なんてしなくても、あなたは上司に仕事の報告をするだけでコミュニケーションを取ることが出来るのですから。

上司からしても報告されるという行為そのものに怒ることはできないはずです。(報告の中身について文句は言われるのかもですがそこは我慢。。)

そうこうしているうちに少しずつ関係性も改善されていくはずです!まずはあなたから動きましょう。

人間関係(同僚)

同僚との関係性が原因のパターンです。上司と違って同僚とは必ずしも仲良くする必要はありません。

もちろん仕事を進める上での大人の対応は必要ですが、なるべくその人と関わり少なくする方法を模索しましょう。

人生嫌な人と過ごしているほど長くは無いのです。仕事関係の人皆に好かれようとするのはやめましょう。

人間関係(部下)

部下との関係性が原因のパターンです。

上司の立場は何かしらチームで成果を出すことが求められているはずです。

どんなに部下が悪い割合が多かろうが結果が出ないのは上司であるあなたの責任です。

ここは成果にこだわりあなたから部下との関係性を改善しましょう。意図的にコミュニケーション回数を増やすことが効果的です。

それでも部下が仕事を遂行する基準に達していないと判断した場合は、育成は諦めても良いと思います。

なぜなら、全員に平等に接して目標が達成できない上司と、一部の人にパワーを割いて目標を達成する上司なら大抵後者が評価されるからです。

また部下にとっても別の仕事をやれるんですから、中途半端に放っておいて成果が出ないより健全です。

決めるのは、育成する覚悟か諦める覚悟です。

待遇(給料)

給料に不満があるパターンです。給料についてはまずあなたがなぜ給料が必要なのかを確認しましょう。

あなたの会社で給料テーブルがあると思うのですが、自分と同じ年代でMAX貰える給料を把握していますか?ない場合は業界の年代別給料を参考にしましょう。

そもそもその金額が自分からもらいたい額より下回っているのであれば、働いている会社か業界を間違えています。

ただ給与水準はそうでもなくても、住宅補助が多いなど福利厚生が手厚いパターンもあるので、その会社から得られる金銭的メリットを総合的に考えるようにしましょう。

そのうえで、給料は必ずしも能力のみで決まるわけではありません。利益率の高い業界、今伸びている業界は同じ職種でももらえる給料が変わってきます。

仕事のわりに給料が見合わないという場合は、次の「待遇(仕事内容)」をご覧ください。

待遇(仕事内容)

仕事内容に不満があるパターンです。

これは正確には仕事内容そのものに不満がある場合と、仕事のわりに給料が見合わないと思っている場合に分けられます。

仕事内容そのものに不満があるのであれば、まず今の仕事の中で何が嫌で何が楽しいかを分けてみましょう。
例)接客は楽しいけど、事務仕事が苦痛

そしたら次に、その嫌な仕事を極力やらなくて済む方法を探しましょう。業務フローを書いて誰でもできるようにしておいて、自分はやらなくて済むようにするなどが考えられます。(↓↓↓仕組み化の方法)

コアとなる仕事がしんどい、絶対的に人が足りていないから嫌な仕事を減らすなんてできないという方は異動届を出すか転職を検討しましょう。

仕事のわりに給料が見合わないと考えている方は、一度冷静に自分の成果を整理しましょう。

あなたは不満を抱くのに足るほど成果を出している、もしくはアピールがしっかりできていますか?

自分は陰でこんなことをして支えているのに、みたいな不満は多いですが、評価者が知らない限りその頑張りは給料につながりません。

仕事に対しての給料はあなたが決めるのではありません。評価者にどう見えているかを客観視しましょう。

待遇(残業時間)

残業時間に不満があるパターンです。

まずはあなた自身の仕事を今一度見直して徹底的に効率化しましょう。

それでもなお残業が多い場合は、どの仕事でどの程度の時間を要しているのかをセットで上司に相談しましょう。

そもそも特定業務を残業前提で回しているのは組織としてリスクです。業務の標準化や誰でも出来るかを進めてリスクを低減させることは上司のミッションでもあるのです。

それでも残業ありきで働くことを強いられるようであれば、フェードアウトする準備を進めましょう。なお残業代が支払われないなどは論外なので問答無用で労基へ報告してください。

気持ちよく働くために自分を知ろう

ここまで仕事が辛い時は分解してみること、原因別の主な対処法を見てきました。

しかし一番重要なのは、あなたはどう働けていることが幸せで、その働き方にいかに近づけるかということです。

お金さえ自分の満足する額もらっていれば仕事内容は問わない人もいれば、いくら残業しても構わないが無駄なことはしたくない等、人やその時の状況によって理想の働き方は様々です。

まずはあなたの理想の働き方、やりたいことを明確にしましょう。

ストレングスファインダーで自分の強みを明確にしたり、やりたいことの自己分析が有効です。

ただ何となく給料や残業時間に不満があるだけではあまり現状が変わらないように、心から湧き上がるようなやりたいことがないと現状を変えるエネルギーにならないのです。

自分の理想がつかめたら、まず今日からできることから少しづつでいいので変えていきましょう

まとめ

今回は仕事が辛い時の対処法について書いてきました。

  • 仕事が辛い時は要素分解してみる
  • 原因別に対処をする
  • 自分の幸せな働き方を明確にして、
    少しでも近づけることから始める

人生100年時代といわれている今、思考停止で会社で働いているのみでは、あなたにとって理想の働き方は実現できません。

自分の理想を明らかにしたうえで、今日から出来ることを変えていきましょう!

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