調子の良い時にたくさん借り入れて事業拡大だ!→まずい、コロナで潰れる。
なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。たまたま天変地異があったからしょうがない?
いいえ、災害時にも伸びている企業があります。それは事業を拡大させる基準をもっているからです。
今回は儲かっている時に拡大しろが間違いな理由についてです。
- 売上より利益が重要な理由
- あなたの事業の寿命の割り出し方
- 1人あたりの利益を高める方法
儲かっている時に拡大しろが間違いな理由
なぜ売上より利益が重要なのか

いきなりですが売上と利益はどちらが重要だと思いますか?
答え:利益です。

売上が無いと利益が立たないだろ!
もちろん仕組みとしてはそうです。ただ以下のように、極論売上は原材料をそのまま売っても作れてしまいます。
一方利益は何かしらの加工を加えてその価値を付加しないと出すことが出来ません。

利益とは付加価値をつけて残った値、つまりお客様が価値を感じてくれた度合いといえます。
また売上と利益は増やすために行うアクションの性質が違います。
売上を伸ばす努力
=手間を増やす
利益を伸ばす努力
=手間を減らす
さらに売上がゼロになっても必ず発生してしまう支出があることを理解する必要があります。
売上がゼロでも発生する支出の代表例)
・人件費
・家賃
・通信費
このことからも必ずしも売上を増やせばよいというものではないことがわかります。
セーフラインを把握しよう

あなたは1ヶ月生活するのに最低限いくらかかっていますか?例えば3人家族の場合以下のように家計をやりくりしたりします。

しかし事業においてはよくこういうパターンを見かけませんか?

基本的には事業も家庭と同じ考え方をしなければ安定しないはずです。企業の内部留保がニュースになりますが、ある意味正しい経営が行われているともいえるのです。
セーフラインを設定する上ではすぐに現金化できるもののみを把握する必要があります。

セーフラインがわかったら1ヶ月あたりにかかる固定費で割ることで、企業の寿命がわかります。

この基準を把握したうえで事業の拡大をしないと不測の事態があったときに潰れるという事態に陥るのです。
1人あたりの利益を追求しろ

ここまでの内容で、むやみやたらと売上のために規模を拡大してはいけないことがわかったかと思います。
そこで用いるべき指標がPPP(Profit Per Person)です。

つまり1人当たりの利益率を管理しようということですね。同じ売上でも給料が高い人はこの指標が低くなるため、どんどん高い目標を与えるということになります。
また利益を上げられるような仕組みを作ることが安定した経営に繋がります。

誰でも利益を上げられるようになればトップ営業マンに頼らなくてもよくなり、属人化を防ぐことが出来ます。
まとめ
今回は儲かっている時に拡大しろが間違いな理由について書いてきました。
①売上よりも利益が重要
②売上ゼロでも何ヶ月生きられるかの
寿命の把握が必要
③安定した経営のためには
1人当たりの利益率を高める
仕組み作りが必要
事業の調子がいい時こそ冷静に状態を見極め、利益率をあげる経営が必要になります。
調子に乗って高級車を買っている社長は2流だと思いましょう笑
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