コーチングという言葉をご存じですか?
野球やサッカーのコーチという言葉は聞いたことがあるかもしれません。
コーチングとは、相手の目指す未来に向けて目標達成に向けた行動を支援していくことです。
様々な情報が飛び交うこの時代、自分はどう生きたいのか。そんな観点でも今コーチングが注目されています。
今回はコーチングに関する本をご紹介します。
本記事はこれまで100冊以上のビジネス書を読み、現在も週1冊以上のインプットをしている私が、仕事に役立った書籍を紹介するものです。
<誰でも週1冊読書が無理なくできる方法>
コーチングを学びたいあなたへ
エリック・シュミット /ジョナサン・ローゼンバーグ /アラン・イーグル著『1兆ドルコーチ』
本書はスティーブジョブズやグーグルCEOを育てたといわれる名コーチ、ビル・キャンベルについての本です。
このビルキャンベルさん、いわゆるビジネスエリートではありません。アメフトコーチという経歴からビジネスの世界に飛び込み、瞬く間にプロ経営者になります。
ビルの性格上目立つことを嫌いますが、あまりに多く人望を集めたため本書が書かれました。
コーチングはまだ日本でメジャーではありません。しかしその効果の大きさから必ず今後広がる技法となるでしょう。また読めば会ったこともないビルのことが好きになるでしょう。
そんなビルの人への関わり方、チームビルディングのアプローチは必見です。
本田健著『本田健の人生を変える1分間コーチング』
お金、パートナーシップ、才能。。人生で誰もが悩むテーマではないでしょうか。
本書はこれらのテーマ毎に気づきを与えてくれる言葉が短くまとめられています。
もっとお金を稼ぎたい人、彼氏彼女/夫婦関係を改善したい、得意なことを活かして生きたい!
そんな悩みでモヤモヤしている人におすすめです。
宮越大樹著『人生を変える!「コーチング脳」のつくり方 』
本書はコーチングについてのYoutubeチャンネル「プロコーチチャンネル」で1万2800人の登録者を擁する宮越大樹氏による、アドラー心理学や人間性心理学を背景としたコーチングに関する書籍です。
他のコーチングの書籍同様、コーチングの基本スキルについて学ぶことが出来るのはもちろん、これまで1800人以上のプロコーチを輩出してきた著者の経験に基づた、コーチングでクライアントが”変わる”瞬間が収められています。
解説Youtube動画もありますよ!
コーチ・エィ著『新版 コーチングの基本』
本書はコーチングについて体系的に学ぶことが出来る本です。
コーチというとスポーツの世界の話のイメージがありませんか?しかし現代は経営者をはじめとしてこのコーチングの手法を取り入れるところが多くなってきています。
私も上司からコーチングを受けています。決してやらされではなく、自然な流れで進むべき方向性が明らかになる感覚があります。
今後コミュニケーション技法として必須のコーチングを学ぶのに最適な1冊です。
鈴木義幸著『コーチングが人を活かす』
本書はコーチングのスキル・事例が詰まった1冊です。
上司「あの案件どうなってるの?」
部下「ちょっとうまくいってないんです」
上司「なんでうまくいってないの?怒」
こんなシーンよくありませんか?
しかしこのような会話では本当の問題を探り出すことは難しいでしょう。相手はどんどん閉じこもり問題について考えられなくなってしまいます。
例えばこのようなケースでは、なぜうまくいっていないの?→何が案件の進行の障害になっていますか?とWhyからWhat型で問いかけることが有効です。
このような事例をはじめ”コーチングというスキルをベースにいかに組織で対話を起こすか”が書かれています。
上司/部下に限らずプライベートでも使えるスキルが満載です。
アンソニー・ロビンズ著『No.1カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法』
著者のアンソニーロビンズは世界で最も影響力のあるコーチと言っても過言ではありません。
本書を一言で表すと、”自分の可能性を100%発揮して望む結果を出す”ための本です。
いかにして自分をコントロールし、勝ち癖をつけ、成功にいたるのか。
歴代の大統領や一流スポーツ選手、企業幹部をコーチングし成功に導いた考え方が詰まった一冊です。
森真貴子著『コーチングのプロが教える超実践型1 on 1』
コーチングを取り入れる企業が増えてきました。
しかしいざやってみると中々うまくいかないというケースが非常に多いのではないでしょうか。
本書は具体的に聞くべき質問やアプローチ方法がワークシート形式で記載されているため、迷わずコーチングを進めることが出来ます。
コーチングにはチャレンジしたいし理論はわかる。だけど実際何を質問すれば良いかわからない、そんな人にお薦めです。
伊藤守著『コーチング・マネジメント』
本書はコーチングを用いたマネジメントに関する本です。
基本的なコーチングスキルにはじまり、後半はいかにコーチングを用いたマネジメントを行うかという実践的な内容になっています。
当てはまっていたら要注意リスト
・結果だけを見て評価している
・部下をコントロールしている
・部下がチャレンジしない
・失敗や過ちを指摘している
・自分のやり方を押し付けている
・自分が問題を解決しようとしている
・許可/承認を与えるだけになっている
どれかに当てはまっている人がいたら要注意。やる気のない部下なんだからしょうがないじゃないか!
そんな方にも関係性を改善するヒントが盛りだくさんの1冊です。
播摩早苗著『目からウロコのコーチング』
あれ?コーチングを学んだのに実際の場面で使えない・・・
本書はそんな疑問を解消すべくより実践的な場面でのコーチングについて解説されています。
中でも興味深かったのがエネルギーロスの話です。家族・パートナー、友人と喧嘩したままになっている、お墓参りに行っていないことが気がかり。このような「未完了」の状態はその人のエネルギーを奪っていくといいます。
このような状態だとやる気がでないことを外部要因のせいにしたりする傾向がでるそうです。コーチはこういった心の状態にも気を配りながら、相手の奥底に眠る答えを引き出す必要があるのです。
銀座のNO1ホステスのコミュニケーションに見るコーチング術も交えた”使える”1冊です。
鈴木義幸著『「ほめる」技術』
本書はコーチング技法の一つであるアクナレッジメントを用いたほめる技術に関する本です。
ほめるのが大事だと聞いてただやみくもに部下を褒めていませんか?!心無い褒め言葉は見透かされてしまいます。
部下はやる気が無くて褒めるところがない!そんなこと言わないで、本書で部下を目覚めさせませんか?
関連記事:
<伝える力が上がる本>
エックスサーバー/Xserverドメイン/お名前.comで
ブログをはじめよう!
コメント