個人が店舗ビジネスをはじめる手順~ベーシックな事業投資~

スキルアップ

自分のお店を持ちたい!そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最近はりらくるを拡大させ売却した竹之内社長なんかが有名ですね。今回は個人が店舗ビジネスをはじめる手順についてです。

本記事の内容
  • 店舗ビジネスの始め方がわかる

店舗ビジネスの始め方【ベーシックな事業投資】

店舗ビジネスは事業投資の基本

前回の章では投資は順番通り行っていく必要があり、まずは自己投資を行う重要性についてやってきまいた。

自己投資で知識をつけると、事業投資(起業)が出来るようになります。

事業投資はお金(の元手)を増やす最短の方法です。今回はその中でも一番シンプルな店舗ビジネスの始め方を見ていきます。

飲食店の事例

飲食店の場合、大きいく以下の手順で進めていきます。

コンセプト

飲食店は世の中にあふれているため、○○専門店、○○のお店というコンセプトを明確にするようにします。

またお店のロゴにコンセプトの絵を入れるなど視覚的にもわかりやすくして印象に残るような工夫をすることも有効です。

良い例)
唐揚げとハイボールの店、ハイカラ屋
悪い例)
中村屋
*肉まんやをディスっているわけではない

立地

有名チェーン店は綿密な立地調査を行っています。

従って有名チェーンがある場所から50m以内の物件を選ぶことで、事前調査をせずに人が集まるところに店をだすことができます。

またUBERイーツ等のデリバリーで稼げる商圏であることも確認しておくと幅が広がります。

物件

個人で始める場合は居抜き物件が絶対条件です。初期投資をいくらかけるかどうかは稼ぎに直結しません。ただし不動産の過去〇〇の売上が出ていたようですという情報はあてにならりません。

お客様との距離が縮まるよう、また1人客が来やすいようカウンター席があり、20席以内で1人でも回せるような物件がベストです。

それ以上広げると従業員を雇う必要が出てきたり効率が悪くなるためです。

契約

物件の契約においては、店舗解約事前告知期間が半年以内のものを探します。お店をたたむとなったときに一年も契約を続けなければいけないだけでも痛手になってしまうためです。

またオーナー(兼従業員)を雇う場合には、給料を立ち上げの半年間は保証するような契約を結ぶことでスムーズに雇用が進みやすくなります。(初月から売上のみで生計立てるのは不安ですよね)

またあわせて、投資を回収するまでのオーナーとの売上の配分、投資回収後の売上の配分もこの時に決めましょう。

例)
投資回収前:
出資者70%/オーナー30%
投資回収後:
出資者50%/オーナー50%

価格

価格設定においてはセット販売価格を作りましょう。メニューを選ぶ手間とお得感を出すことで売上UPにつながります。

またサブスクモデルを用意することも検討しましょう。(1か月〇円で飲み放題、など)

一番重要なことは、価格を相場より高く設定することです。

市場価格より高く設定し、そのGAPを埋めるためにどのような施策を打つかという部分が差別化にもつながります。

例)チェーン店のアイスコーヒー200円
⇒うちは300円で販売するけど氷まで
 コーヒーにしておいしい&おしゃれ!

単純な価格勝負は大手に勝ち目はないので絶対やめましょう。

メニュー

お酒等を提供する場合は必ず辛い物を用意しましょう。原価率の良い酒類を多く頼んでもらうことにつながるためです。

また同一材料でのメニュー開発を行うことで、仕入れの種類を減らすことができ、原価を下げることができます。

例)唐揚げ店のサイドメニューで
  鳥皮チップを提供しよう。
  仕入れは鳥だけ♪

認知

口コミが拡散するような施策を考えましょう。SNSでの宣伝ももちろん重要ですが、口コミの影響力は大きいです。

例)ランチ時にワンコップ
  生ビールをサービスでつける

リピート

お客様と仲良くなるための施策を考えましょう。ワンモアドリンクの声掛けは注文を取りつつ仲良くなる一石二鳥の施策です。

人は店ではなくその店の人に会いに来ます。サービス以外の施策も同じくらい重要なのです。

例)居酒屋でチンチロを用意する

また水回りの清掃やマウスウオッシュを準備するなど細部の徹底管理は必須項目です。

飲食以外の事例

飲食以外の店舗ビジネス(エステ・美容院・ジム等)ついて、リピート施策・サービスの観点から見ていきます。

リピート施策

まずはリピートさせる営業力がカギになります。サブスクや回数券等のリテンションモデルでリピートを促しましょう。

新たな広告費等を使うくらいであれば、既存のお客様とのイベントを開催するなどしてリピート施策を充実させたほうが効率が上がります。

インスタグラマーを使っての宣伝、ブランディングも有効な施策です。

サービス

お客様が驚くような異次元体験を与えてあげましょう。

例)美容院の待ち時間で出てくる
  紅茶をシャンパンにしてみる

そのような異次元体験を通じて、インスタ投稿をしてもうことは宣伝にもつながります。さらにお客様のインスタをフォローすれば、お客様の嗜好もわかるようになります。

お客様のことを知るための施策を打ち、その情報を管理してフル活用しましょう。

例)バースデーメッセージの送付

このように、個人だからこそ勝てる店舗ビジネスの戦略があります。またコロナ禍だからこそ席数を設けない新しい形態のスモールビジネスも出てきています。

給与収入以外の収益を得るチャンスは思っているよりハードルが低いかもしれません。

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