転職体験シリーズ)最後の関門・最終面接!~内定につながる本気度の伝え方~

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内定への最終関門、それが最終面接です。最終面接って意思確認だけというのは、嘘です。

事業責任者、役員クラスに認めて頂かないとこれまでの苦労も塵と消えます。最後のもう一押しをするには何が必要なのでしょうか?

今回は転職の最終面接についてです。

この記事を書いた人(りょーすけ)
この記事を書いた人(りょーすけ)

新卒で大手IT企業に入社し法人営業やSaaSサービスの立ち上げを経験。 思考停止で今の企業にいて良いのか疑問に思い転職活動を開始。自己分析から2か月で内定をGETしました。

こんな悩みにこたえていきます
  • 最終面接で見られるポイントを知りたい
  • 最終面接でよく聞かれる質問が知りたい
  • 最終面接の対策方法を知りたい

転職体験シリーズ)最後の関門・最終面接!

最終面接のポイント

最終面接におけるポイントとはなんでしょうか。それは”本気度”と”マッチング度”です。

2次面接までを突破してきたあなたは、スキル面は満たしていると評価されています。なので後はどれだけ会社に入りたいと思っているのか、アンマッチではないかが見られるのです。

そしてこれらの観点を質問してくるのは役員クラスの方々です。小手先のテクニックなどは絶対に通じません。

ただし、面接官は決して敵ではありません。もう一度自分の思いを整理し、本気度をぶつけましょう!

最終面接のやりとり

最終面接はあまり決まった型はありません。面接官の方々のやり方で本気度、マッチング度を確かめてきます。

面接官(役員)
面接官(役員)

2次面接を経て、当社へのイメージって変わりました?

■企業が質問する意図
・マッチング度を確認したい。

定型質問ではないですが、マッチング度を測るための質問ですね。これに対しては具体的なエピソードを交えて志望度が高まったことを伝えました。

面接官(役員)
面接官(役員)

もともと今の会社に入られたのはなんでなんですか?そう考えるにいたった原体験はありますか?

■企業が質問する意図
・会社に求めるものを知りたい
・マッチング度を確かめたい

2次面接でもされるような深掘り系の質問です。自分がとった選択とその理由が合理的に説明できれば問題ないかと思います。

面接官(役員)
面接官(役員)

現在のお仕事で苦労されたことはなんですか?その際のりょーすけさんの役割はなんですか?

■企業が質問する意図
・チームでの仕事のふるまいを
 確認したい
・マッチング度を確かめたい

こちらもこれまでの面接に近い内容です。

STARフレームに乗せて苦労した点とどう解決に導いたかを説明しました。

面接官(役員)
面接官(役員)

チームメンバと対話する中で特に気をつけていたことはありますか?

■企業が質問する意図
・チームでの仕事のふるまいを
 確認したい
・マッチング度を確かめたい

チームワークに関する質問が続きます。ちょっと答えにつまりそうな質問ですよね笑

テレワーク時代だからこその工夫の話、コーチング的な手法を取り入れている話をして乗りきりました。。

面接官(役員)
面接官(役員)

今後のキャリアを考えるうえでりょーすけさんはどうなっていきたいんですか?

■企業が質問する意図
・マッチング度を確かめたい
・志望度を確かめたい

自分が目指したい姿があり、それを叶えるために応募させて頂いたという流れで回答します。なぜ応募したのかという理由も絡めて話すと納得感が増すかな。。。と思っていたのですが。

面接官(役員)
面接官(役員)

これまでお話し頂いたお仕事のエピソードで感じたことと、なりたい姿がちょっとつながらないのですが。。

■企業が質問する意図
・ロジカルな説明力を確認したい
・深層の考えを確認したい

ロジックで甘いところがあったのか、突っ込まれてしまいました。しかし慌てて否定したりしては絶対にいけません。

りょーすけ
りょーすけ

ご説明がわかりづらくすみません。その点に関しましては・・・

落ち着いて仕切りなおして不足していたと思われる部分を回答しました。

面接官(役員)
面接官(役員)

ちなみに、当社以外でどこでも行けるとしたらどの企業に行きたいですか?

■企業が質問する意図
・本気度を確認したい
・マッチング度を確認したい

りょーすけ
りょーすけ

御社しか応募していないし考えたことなかったですね笑

これは嘘でもなく本当でした。がしかし・・・

面接官(役員)
面接官(役員)

どこでもいいですよ!教えてください。

こうなったら答えるしかありません。。。これまで答えてきた志望理由の一部が当てはまりそうな企業名を答えました。

じゃあその企業じゃなくて当社である理由は?という質問にも身構えましたが、そこまで意地悪はされませんでした

面接官(役員)
面接官(役員)

これまでの経験で思い出したくもないような大失敗を教えてください。

りょーすけ
りょーすけ

これまた困った・・・

この質問には営業としてお客様を取られた失敗談をお話ししました。

面接官(役員)
面接官(役員)

良いところ、悪いところを3つずつ教えてください。

これは1次面接で聞かれたのとまったく同じ質問です。1次面接と同じ回答をします。この質問には営業としてお客様を取られた失敗談をお話ししました。

面接官(役員)
面接官(役員)

正直ここまでの質問を通じて、お人柄がまだ見えてきません。置きにきていませんか?笑人となりがわかるようなエピソードが聞きたいのですが・・・

りょーすけ
りょーすけ

ぐぬぬぬ。このままではまずい!挽回せねば・・・

とはいえ振り返ってみるとこれは優しいパスですね。もっと取り繕わないで話しなさい、お互いのこともっと知ろうよというメッセージです。

やはりそれなりのポジションの方は深いところまで見ているんですね。。そしてここで勇気を出して言ってみました。

りょーすけ
りょーすけ

私はPDCAという考え方が嫌いです!タイプ的にはDDDDです!常に行動派なので人を困らせることも正直あります!

面接官(役員)
面接官(役員)

今の話で一番どんな人なのかわかりました笑

りょーすけ
りょーすけ

とりあえずよかった・・・のか?

面接官(役員)
面接官(役員)

改めて、今回の転職で何を実現したいですか?

■企業が質問する意図
・マッチング度を確認したい

転職軸、志望理由に関する質問です。ただここは先ほどの反省も踏まえて、まじめな回答に加えてあえてさらけ出すようなこともお話ししました。

りょーすけ
りょーすけ

私は無駄なことが嫌いなんです!会議のための会議とか時間の無駄だと思います!御社ならお客様に対して仕事をすることにパワーを集中できると思っています!

面接官(役員)
面接官(役員)

あ~。私も大きい会社にいたことあるのでそういうのわかります。

このように反応が良かったため、よりオープンに話すほうが良いと気づくことができました。

面接官(役員)
面接官(役員)

事業の軸としてはどんなことに携わりたいですか?

■企業が質問する意図
・マッチング度を確認したい
・志望度を確認したい

自分のやりたいことと応募企業の仕事がマッチするか、応募企業の事業を理解しているかが問われます。自分が実現したいこと、その手段としての仕事として今回応募の事業がマッチすることを回答します。

サービスが導入されている企業数をサラッと言うことで調べているアピールもしておきました。
*あくまでサラッとがポイントです!

面接官(役員)
面接官(役員)

現在のご年収からすると正直同額お出しすることは難しいです。最低いくら程度を考えていますか?

■企業が質問する意図
・自社の予算感とあうか確認したい

この質問はあらかじめ面接に臨む前に自分の中の最低ラインを決めておく必要があります。面接中だと落ちたくないという思いがあるのでつい低めに言ってしまうためです。

ここはロジカルに話すことが難しく感覚論ですが、という前置きのうえ希望年収を伝えました。

面接官(役員)
面接官(役員)

なにかご質問はございますか?

■企業が質問する意図
・志望度を確認したい

いよいよ最後の逆質問です。最終面接での逆質問は1次面接や2次面接のそれとは意味合いがことなります。

本当に最後に志望度をアピールする場となるからです。ここの組み立て方については次の章にて書いていきます。

りょーすけ
りょーすけ

鬼疲れた・・・

まとめ)最終面接の対策法

やりとりであったように、様々な角度から応募者の本気度が問われます。本気度も伝わらなければ意味がありません。

本気度を確実に伝えるために以下の準備をしておきましょう。

企業の情報を徹底的に調べる

もう一度応募企業のことを徹底的に調べなおしましょう。面接当日ホームページに重要なニュースリリースがされていたなんてこともありえます。

またSNSやオウンドメディアなどを運用している企業であればさらに細かい情報が記載されていることもあります。そういった情報をさらって話の中に入れ込むだけでも印象が変わります。

面接官の情報を徹底的に調べる

面接頂く方の情報を調べましょう。もし面接前にわからない場合は、何の責任者なのか事前に聞いておくことをおすすめします。

これをする理由は”苦労話を聞く”ためです。役員クラスなどそれなりの立場になられた方であれば、かならず修羅場をくぐってきています。

新しい事業を立ち上げたとか、組織を改革したとか、そういった時の苦労話を逆質問しましょう。そこからその企業や責任者が持つ考え方や文化を知ることが出来ます。

そして、人は自分の武勇伝を話している時が一番気持ちいいのです笑面接の最後の逆質問で苦労話を聞く効果は絶大です。

転職を考えたきっかけを振り返る

もう一度一番最初に振り返り、転職を考えたきっかけを振り返りましょう。その転職の軸を実現するためにマッチする企業かどうかはすでにたくさん調べたはずです。

きっかけを振り返ることでどんな角度で質問されても熱量高く回答できるでしょう。

ようやくたどり着いた最終面接。悔いのないよう万全な準備をしてのぞめばきっと内定を頂くことが出来ます。最後のひと踏ん張り頑張ってみてください!

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