だからあなたは一流になれない~礼儀正しさが必要な理由~

スキルアップ

あなたは人に礼儀正しく接していますか?近年テレワークも進み一度も顔を合わせたことのない人と接することも多くなりました。

かくいう私も人によって態度を変えて痛い目を見たこともありますが、近年礼節は科学的にその有用性が証明されるようになりました。

今回は(自分への戒めも込めて)礼儀正しさが必要な理由についてです。

こんな悩みにこたえていきます
  • 品行方正に振る舞う余裕がない
  • 無礼な人のほうが出世してるように見える
  • 礼儀正しくあるための方法が知りたい

だからあなたは一流になれない

品行方正に振る舞う余裕がない?

現代のビジネスはスピードこそ命!

テレワークも当たり前になりチャットやビデオ会議も駆使しながらガンガン予定をこなしている方が多いのではないでしょうか?社歴を重ねるにつれて期待される役割も大きくなり、より時間コントロールが重要になってきます。

そんな時、理屈では丁寧に応対しなければとわかっていながら、ついつい粗雑な対応をしてしまったことはありませんか?私はあります笑

私の会社は従業員5,000人以上で良くも悪くも大企業病のようなところがあります。部門によっては役割が縦割りで、融通が利かないのです。

ある日私が発した一つの質問に対し、たらいまわしにされた挙句、一番最初に質問した部署に戻ってしまったことがありました。

私は営業として大きな売上を追いかけてピリピリしていたこともあり、こんなメールを送ってしまいました。

「そんな責任の押し付け合いみたいな仕事して恥ずかしくないですか?今時チャットボットのほうがましな回答返しますよ。」

ぶっちゃけ言うとたらいまわしにしたこと自体は90%相手が悪いと今でも思っています。

ただこのメールは完全に余計な悪手でした。その後メールの返信は誰からも返ってこず、必要な答えを得るのに時間がかかってしまいました。

質問先の部門の上司を無理やり捕まえて聞き出すというパワープレイに走らざるを得ず、余計な労力も使いました。これではかえって自分の仕事のパフォーマンスを落としているも同然です。

礼儀を欠いたばかりに痛い目を見た失敗談としてこのエピソードはよく覚えています。

無礼な人のほうが出世している?

そんなこと言っても、身近で出世しているあの人は普通に怖いし、誰にでも愛想なんて振りまいていないよ!と思った方。

結論から言うと礼儀を欠いていて出世できないわけではありません。それは多少一部の人からマイナスの感情を持たれても、それを補って余りある能力でカバーすることが出来れば良い評価は貰えるからです。

私もお客様や上司には丁寧に接しますが、先ほどの例のように顔を合わせない人や評価に関係ない人にはパワーを割かないことが正解だと思っていました。メールも「どうぞ」とかだけで返したり笑

しかしこのような振る舞いは結局、ハードモードに自分を追い込んでいることになります。

ある研究では、職場で無礼な態度を取られると、以下の傾向があることがわかったそうです。

・48%が仕事にかける労力を
 意図的に減らす
・47%が仕事にかける時間を
 意図的に減らす
・38%が仕事の質を
 意図的に下げる

無礼な人は一時は出世できても、やがては行き詰ってしまうことでしょう。

礼儀正しくあるための方法

では礼儀正しくあるためにはどのようなことが出来るでしょうか。自分の礼節をチェックする方法として以下の方法があります。

他人からフィードバックを貰う

信頼できる人、あなたのためを思ってくれる人から、自分の行動に対しコメントを貰います。

ダメな行動に対して注意してもらうというよりは、良い行動に対してフィードバックを貰うことがポイントです。

どのように振る舞った時に良い人でいられるかがわかりますし、その共通点を見つけることで他の行動の改善にもつながるからです。

またある日いきなり自分の行動に対しての感想を求めるというより、態度を変えたいという目的をはっきり伝えたうえでフィードバックを求めることが重要です。

日記をつける

日記を定期的につけることで、どのような時に自分が良い状態/悪い状態になるかを俯瞰して見ることが出来るようになります。

例えば夕方の時間帯イラつきやすいのは、早朝から仕事をしている日だ、などの法則が見えるようになります。

食べる/寝る/運動する

強いストレスが礼儀に影響しているケースは多いです。忙しさのあまり睡眠不足や、短時間での食事などはありがちです。

自分を正常な精神状態でいさせるためにも食事と睡眠は削ってはいけない領域です。さらに、週1回でも軽い運動をすればストレスは劇的に軽減されることもわかっています。

まとめ

今回は礼儀正しさが必要な理由について書いてきました。

・無礼はかえって時間を奪う
・無礼な人でも出世はできるが限界が来る
・礼儀正しさは、
 フィードバック/日記/生活習慣で
 改善できる

大谷翔平選手がごみを拾う習慣があるのは有名ですが、一流には必ず礼儀があります。

あなたもストレスでイライラすること終わりにしませんか?

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