前回のセッションでは私が提供するコーチングコンセプトの確認を行いました。
次のステップとしてサービス内容を具体化するため、コンセプトについてアンケートを行い作成したサービス概要について確認を行っていきます。
今回の内容はコーチングセッション体験談の6回目、コーチングサービス内容の具体化についてです。
コーチングセッション体験談⑥
コンセプトについてのアンケート結果の確認
まずはコンセプトについてのアンケート結果を元に作成したサービス概要についての確認からセッションが始まります。
サービスの概要を作ってみていかがでしたか?
ヒアリング結果を元に実際にセッションも行ってみて、その結果を元になんとか一度完成させました。
いいですね。何か新しい気づきはありましたか?
20代、30代は時間が無いという課題を持っていることは想定通りでしたが、各々がなぜ時間が無いのかまではわかっていないということがわかりました。
セッションも行ったとのことですが、具体的にはどのような解決策にたどり着いたのですか?
学びを深めるために、深掘り質問が続きます。
セッションでは将来的な目標をはっきりさせるという結論に至りました。今時間が無いけど、なんとかしようとする意欲が湧いてこない原因は何に向かって頑張れば良いかわからないからだとクライアント自身が気づいたようです。
より深い課題に気づけたということですね。前に行ったセッションとの違いはありましたか?
以前行ったセッションはうまくいかなかったという話をしていたので、その時との差異を質問することでさらなる学びにつなげる意図の質問のようです。
自分のコーチングの課題だった部分を改善出来ました。具体的には冒頭でセッションの目的を明確にすることと網羅性を高めるような横に広げる質問を意識的に盛り込んだことで前回よりうまくいきました。
良いですね。他の方とのセッションでは社内の人間関係が改善されたという声も頂いているので、社内での1on1にも活かせるようになると思います。
そしていよいよ具体的にコーチングサービスの中身に入っていくことになります。
またそれらの連続したパッケージサービスをどのように提供していくかも今回のセッションで確認することになりました。
りょーすけさんのサービスをクライアントさんが受けることで、最終的にどのようになりますか?
クライアントさん自身が定めた目標に向かって常に改善していけるようになると考えています。
改善していけるようになることでさらにどうなりますか?
ここではクライアントのベネフィットを明確にするために深掘りが続きます。
クライアントさん自身の目標が達成できるようになります。自身の目標を達成するとさらに大きな目標へと影響力の輪が広がっていくようになります。そうすることで自分以外の方にも影響を与えることが出来るようになり、結果クライアントさんの幸福感が増すと考えています。
コーチングの特徴の深掘り
ここからは角度を変えて、私のコーチングの特徴を明確にしていきます。
ではこのサービスをりょーすけさんがやるべき理由はどこにありますか。
この質問は以前は浅くしか答えることが出来ませんでしたが、これまでのプロセスを通じて明らかになってきました。
回数を重ねる中で同じ質問をすると変化を確認出来ます。
これまでの会社員生活で培ってきた経験を活かしてどう生産性を上げるか、上司と関係を築いていくかなどを支援することで状況を改善させることが出来ます。その上で今私自身が受けているコーチングの経験を元に、普通の会社員でも色々なことをやっても良いんだとマインドブロックを外してあげることが出来ると思います。
ではりょーすけさんのコーチングはどんな方におすすめしますか?
今度は提供する相手/ターゲットを明確にする質問です。
時間が無くて日々の生活に追われている方、このままではいけないと危機感を覚えているものの何をしたら良いかわからない若手のビジネスパーソンです。
ではその若手のビジネスパーソンの方々が今悩んでいることってどんなことですか?
働き方や生活に柔軟性がないこと、新しいことを始めたくても踏み出せない、将来どこに向かっていけば良いのか悩んでいると思います。
その悩みを解決できていない理由は何だと思いますか?
今の生活が当たり前になっていて、やらなくて良いことをやっているため、またなんとなく社会人になり今まで来たので自己理解が浅く、何をしたいかをわかっていないためだと思っています。
そしてさらに私のコーチングを特徴づけるものが何かを探るための質問が展開されます。
先ほどの答え以外に、りょーすけさんがこのコーチングサービスを提供出来る理由みたいなものはありますか?
やめることやすっきりさせることの重要性はミニマリストの生活を実践した経験から強く伝えられると思っています。モノを減らすということではなく、頭がすっきりして生産性を上げることにつなげられると思います。
ミニマリストになろうと思ったきっかけってなんですか?
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』という本に影響を受けました。悪い/普通/良い/最高の4択なら最高以外捨てようというメッセージが特に印象に残っており、実践してみてその効果を感じました。
ちなみに最近辞めたものってありますか?
このコーチングセッションを受けるにあたってビジネススクールをやめました。勉強だからと無条件に時間を使っていた感じがあったので。
ビジネススクールをやめてみて変わったことってありますか?
物理的な時間が空いたのはもちろんですが、フェーズによって必要なモノは常に変わるんだなということを体感しました。
そのビジネススクールに通っている方々は何を求めているのでしょうか。
少し異なる角度からターゲットとするクライアントは何を求めているのかを明らかにするための質問が飛んできます。
今の仕事を思考停止してやっていていいのかという漠然とした不安があると思います。後は”頑張る何か”を探しているようにも思います。社会人になると何に向かって頑張るかは自分で決めなければいけませんがそれを見つけるのが難しいのだと思います。
エネルギーの向けどころがわからないということですね。一方でそのスクールに通っていなかったりするかたは何が原因で動けないんでしょうか。
準備が整ったら動こうという方が多いからだと思います。小さくても1歩アクションを起こすことは準備だけして何もしない事に比べ大きな違いがあると思います。
そのような方々をりょーすけさんが救うとしたらどんなことが出来そうですか?
相手が1歩アクションを踏み出す勇気が出るものを認識してもらいます。そのうえでアクションを起こすのに必要な時間を生み出してあげて、行動計画を提案し相手が成長していくサイクルを生み出すことが出来ます。
ここまで私が提供するコーチングサービスの中身について深掘りをしてきました。
今回もセッションの内容を受け課題がでます。
- コーチングサービス1セッション毎のゴールイメージを作成する
- コーチングサービスを複数回のパッケージにする
まとめ
6回目のセッションではコーチングサービス内容の具体化を行いました。
- セッションを跨いで同じ質問をすることでクライアント自身の変化を認識させることができる
- 納得感のある行動計画を提示することでクライアントのエネルギーは高まる
いよいよ具体的に想定クライアントに向けた訴求資料を作る段階になってきました。
私なりのコーチングサービスを具体化するとどのような形になるのか!自分自身とても楽しみです。
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